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「莉久···痛い?」
空閑くんは顔を近づけ覗き込んできた
く、くがくん近い////
真っ赤になった顔を悟られないように下を向く
「···体調、悪い?」
そんな様子の僕を見て
心配そうに声を掛ける
空閑くんにぼくは勢いよく顔を上げ
「ち、ちがう!」
真っ赤な顔のことは忘れ慌てて否定した
「莉久、顔赤い···熱··」
赤い顔を見て更に不安そうにする空閑くん
「···ち、ちがうの空閑くん」
違うと言われ空閑くんはきょとんとしている
「ぼくおかしいんだ。
空閑くんの事を考えるだけで悶々として
心がきゅってなるんだ」
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