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「例えば空閑っちが他の獣人と仲良くしてたり
莉久に会ってくれないって考えると
悶々が強くならない?」
「······なる」
満月くんの話を聞いて思い当たり深く頷く
「あと、空閑っちが近くにいたり
笑ってくれたりすると
どきどきがおっきくなって
胸がいっぱいになったりしない?」
「な、なる!そっか、ぼく空閑くんのこと
好きだったんだ····どうしよう」
急に芽生えた恋心にぼくはおろおろする
「莉久と空閑っちなら大丈夫だよ。
2人のこと良く知ってる僕が言うんだから!
話を聞いた限り空閑っちも
同じ気持ちなんじゃないかな?」
「···そっか、うん··わかった!
でも、どうしたらいいんだろ··」
「どうするかは、莉久次第だと
僕は思うよ?」
「ぼく次第···
満月、お話し聞いてくれてありがとう!」
満月からの言葉に自信を得たぼくは
満面の笑みでお礼を述べた
りすちゃんの悶々 fin
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