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《番外編》禁欲!妊娠期間⑤
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海堂side
***
今日は何故か朝から紫音はご機嫌で、いつも1回の行ってらっしゃいのキスを2回ほどおまけしてくれた。
そのお陰で俺も朝から気分良くスタートでき、多く積み上げられていた書類も17時までには終わりそうだ。
社長室に要が入ってきて、追加の書類を渡す。
「要、おまえこれだけ仕事を終わらせた俺にまだ押し付けるのか?」
「ちょ…!!睨まないでくださいよ、誠さん!俺も結構受け持ってますよ?!」
「それは助かる。だけどな、要。俺には家で可愛い奥さんが待ってるんだ。わかるか?」
「紫音くんでしょ…。わかってますよ、誠さんは過保護すぎますって。セックスもしてないって優伝いで聞きましたよ?」
ヒラヒラと俺の前に資料を寄越してくるので仕方なくそれを受け取る。
まぁこれくらいならすぐ終わるだろうと踏んで、未処理の資料の上に重ねた。
「白石伝いで聞いたってことは紫音も不満があるってことか」
「そりゃそうでしょうよ。どうせ誠さんのことだから妊娠する前は結構な頻度で抱いてたんでしょう?それがいきなりなくなるんですから相当ストレスにはなるでしょ…」
「少しはあいつの欲求も満たしてやるべきなのか?」
「んー。まぁでも『誠さんが自分のこと思ってくれてる』とは感じてるみたいですし、いいんじゃないですか?それよりあなたですよ、誠さん。うちの店のスタッフ使って処理したらどうですか」
要が少し俺を哀れむような目で見て、風俗の利用を勧めてくる。
全く、子供を授かってる社長に対してなんて無礼な部下なんだろうか…、と思いながら横目で睨みつける。
「紫音以外勃たない。」
「社長も大変な体になっちゃいましたね」
「紫音様様だよ。もうあいつにしか俺を満足させることはできないさ」
チャチャッと仕事を終わらせて、要に後は任せたと伝えてから会社を後にした。
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