アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
優しい時間④
-
優馬は我慢できず菊池の口内で射精してしまった。
「あ、…あ、ごめ…なさい…」
優馬の声は怯えに変わった。口の中に出してしまうなんて許されるわけがない。罰を与えられるに決まっている。
菊池は顔をあげ、優馬の髪をかきあげて口づけした。
先ほど放った優馬自身の白濁を口移しで優馬に渡す。
「んぅ…っ」
ドロっとした液体が口内に溢れる。
「そのまま口に含んで。机から下りなさい」
腕を引かれ、机から下りるとカクンと膝が笑い床にへたりこんだ。
目の前には、菊池の欲。優馬の頭に菊池の手が伸びた。
あぁ、口に押し入れられる。
そう頭によぎったが菊池は優馬の頭を撫でただけだった。
「……っ」
菊池の優しさが優馬を混乱させる。
この人の優しさに応えたい。
なにも命令されなかったが、優馬は自ら菊池の欲を口内に迎え入れた。
「は、む…」
口内にはドロドロの自分の白濁が残り欲の滑りをなめらかにした。
今まで菊池のものを口内に迎える時は強引に頭を動かされて苦しいだけであったが、いま初めて自分の舌で菊池に気持ちよくなってほしいと望んでいた。
優馬は菊池にされたことを真似して舌を這わせた。
「優馬…愛しているよ」
菊池は甘い言葉を落として優しく髪を撫でる。指は首元に這い首輪の鈴をチリンと鳴らした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
11 / 123