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独占欲①
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風呂は広く、洗い場も大人が寝転がれるくらい広かった。洗い場の床には前回と少し違い、バスマットが敷かれていた。前に自分が床に座ったのを菊池が気遣ったのか、新しく用意されたようだ。
シャワーを浴びていたら案の定、脱衣所のほうで人の動く気配がして少しすると菊池が入ってきた。
優馬は座っていた風呂椅子を菊池に譲り、自分はバスマットの上に座った。
頭の泡を流し、ボディスポンジを手に取ると菊池がその手を重ねた。
「私が洗おう」
優馬は素直にボディスポンジを菊池に渡し、背中を向けた。
「つい最近見た光景だな」
あの時は『大ッ嫌い』だと吐き捨ててしまったけれど。
気持ちを整理した今は緊張感はあれど菊池に背中を委ねていた。
「もう君は戻ってこないと思っていた…この2日間気が狂いそうだった」
菊池はポツポツと語りながら優馬の背中を洗っていった。
優馬は弱音を吐く菊池が信じられず、ドギマギとしていた。
背中を流した菊池は、優馬をバスマットの上に仰向けになるよう促し、
優馬の唇にキスを落としながら、上半身をボディスポンジで擦っていった。
「ん、んぅ…」
洗われているだけなのに、優馬の身体は火照り欲は熱を持ち始めた。
ボディスポンジは下半身に到達し、ふともも、ふくらはぎと滑っていく。
スポンジが股間に近づくと優馬の身体はゾクゾクと粟立った。
菊池は泡を纏った手で硬くなっている優馬の欲に触れた。
「ふぁっ!あぁっ」
その甘い声は風呂場に木霊し、優馬の耳に響いた。
菊池はその声に支配欲を擽られ、優馬の脚を掴んで開かせると慣らしてもいない蕾に菊池の欲を一気に貫いた。
「あ゛っ!!かはッ!!」
優馬は眼を見開き、身体はビクンと海老反りになった。
菊池は跳ねた優馬の身体をきつく抱きしめて自身を深く貫いた。
「もう離さない。君の全てに私を刻み込んでやる」
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