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「…今何時」
「おはよ〜ございま〜す。7:40過ぎですよ〜」
「…ん」
のっそりと体を起こして歯を磨きに行く。
昨日は、結局25:00まで眠れなかった。
野村はベッドの隅で大人しく寝ていてはくれたが、流石に狭いからと、ベッドを移ろうとすると目を覚まし、仕方が無く同じ布団に入り身体が触れると目を覚まし。やっと寝たと思い少し動くと目を覚まし。離れられないわ、触れられないわで寝やすい体勢を見つけるのに苦労しているとあんな時間になっていた。
それでも6時間以上の睡眠は取れたし、あいつの隈も多少薄くなっているし、昨日の少し暗いような雰囲気もなくなっていて良かったと思う。
「お兄さーん?朝ごはん食べる時間ありますー?」
呼び方、お兄さんに戻ってる。
「あぁ、多少ならな。軽く食べに行くか、雅?」
昨日は名前だったのに、今日はお兄さん。呼び方なんてどうでもいいが、名前で呼ばれた時にふわっとした感覚になるのが気持ちよくて敢えて煽ってみる。
「~〜〜っ!!もうっ!なんで名前で呼ぶんですかぁ〜!恥ずかしいじゃないですかぁ」
「どうした?昨日は自分から名前で呼んでぇ?つて言ってきた癖にな?雅?」
「確かに言いましたけどぉー、、、それじゃぁ、
行きましょうか?翔さん?」
案外あっさりだな。つまんねぇ。
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