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関係10(雅side)
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「…俺もいるのに、なんで1人で遊んでんの?」
「翔さんずっとPCと向かいあってるしー、忙しそうだしー、邪魔しちゃ悪いかなぁって思って。」
「………疲れた。」
「どうしましたぁ?俺といるの疲れましたかぁ?家近くなったからって、忙しいなら無理して来てくれなくてもいいんですよ?」
あの家から出られたことで多少落ち着いてきたし、家で自傷行為をすることもほとんどなくなった。
引越しの準備手伝ってくれてる時に翔さんに自傷の時に使ってた部屋見られた時は本当に怖かった。翔さんが鬼みたいで。
でも、俺が心配だって言ってくれて凄い嬉しかった。
心配されなくても、死なないよぉって言ったんだけど、そういう問題じゃないって言われて、なんか分からないけど、それから、よく家に来るんだよねぇ。
疲れたのは、仕事?それとも。家に来ること?俺との関係?どれとも分からなくて、ちょっと不安。
翔さんには乱暴されたくないけど、一緒に居たい。俺のこの考えが翔さんを疲れさせてるのかなぁ。未だにいきなり触られるとビックリしちゃうし。
「あ、翔さぁん、俺、せっかく頑張ったのにぃ〜」
俺が4時間かけてやっと全面黒くすることに成功したオセロを回収して真ん中に4つ並べる翔さん。
翔さんが黒でやり始めて、俺のことを見てる。
じゃあ、俺白だねぇ〜。
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