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生徒会に戻ると、誰もいなくなっていた。
どうやら、仕事を終わらせて帰ったようだ。
今日は色々と疲れた。
久しぶりにあいつにも会ったしな…。
目を閉じ、力を抜く。
…ガタッ
…今度はなんなんだ。
少しは休ませてほしい。
「誰か居るのか。」
…ガチャ
「…はい、私です。」
雨霧か…、
あ、雨霧というのはさっき紅茶を淹れてくれた副会長だ。あまぎり きょう 響も漢字も綺麗な名前だ、と思っていた。
というか、
帰ったんじゃなかったのか…。
何故まだいるんだよ…。
「まだいたのか。」
「ええ、鍵がかかっていないのに誰もいないのは物騒でしょう? なので、会長が帰ってくるのを少し寝て待ってました。」
ということらしい。
あぁ、そういえばこいつは仮眠室から出てきたな…。
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