アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
8
-
そしてあっという間に4時間目が終わった
号令終わってすぐ相沢がこっちに向かってきた
「なー駿今テスト前だから四時間授業じゃん?放課後遊びに行こーぜ!」
「んー放課後かー今日は忙しいからなぁ明日なら!」
「おー了解。てか聞いていい?」
「なにを?」
「耀?先輩って人のこと好きなの?」
「……は?」
「耀先輩って人のこと好きなの?」
「……」
ななななななななにをいってるのだろうか別に好きとかじゃなくてね?!恋愛感情ではなくてね?!憧れの先輩というかね?!ドキッとするのは距離が近いからで誰でもなるっていうかあんな美しい顔で近くにいられたらドキッとするでしょ?!だから恋愛感情の好きではなくてね?!
「考えてることが手に取るようにわかるわ結局好きなのねわかったわかった」
ニマニマとムカつく顔してくれるじゃないか…
「す、好きなんて一言も言ってない!そもそも男が男に恋とかおかしいだろ!」
「は?別に恋に性別関係ないだろ好きなら好きで素直に認めれば?」
「だから好きじゃない!憧れの人としか見てない!」
「はいはいわーったって」
「くっそぉぉムカつく」
「勝手にむかついてろツンデレが」
「あんだとごらぁ!」
「怖くねぇし」
「うるっせー!」
キーンコーンカーンコーン
「そこの2人うるさいんだけどHR始めるぞ」
❂
❃
❅
キーンコーンカーンコーン
「じゃあ解散」
よし先輩の元へレッツゴー
ダダダダダダ
「廊下走るなー滝又ー」
「はーいすみませーん」
先生だって急いでる時走ってるのに不公平だ…
と心の中では思えても口に出せない
❁
❀
✿
✾
ふぅついた
ここで先輩待てばいいんだよね
「駿はやいね、じゃあ行こう
あ、ところでさーこの時間帯お父さんいる?」
「んーどうでしょうか…多分いるけど昼寝してるか遊びに行ってると思います」
「じゃあ一か八かで必要なものとってこよう」
「えっ居たらどうするんですか?あくまでも予想だし昼寝してないかもしれないし」
「でもないと困るものあるでしょー?」
「まぁそうですけど……流石に危ないですって…確実に家にいないって時に取りに行きましょうよ」
「わかったよーまぁ駿がまた怖い目にあうのもやだしまた今度にしよう」
「そうしましょ」
そう言えば締め出したような…まぁいっか
❂
❃
❅
「俺ん家ここだよー」
「本当に近いですね…笑」
マンションかぁ…なんか見た目がお高そうなとこ何ですが……
「あの、先輩の家では何人で暮らしてるんですか?」
「一人だよー」
「一人?!家賃とかは…」
「あー、親が払ってくれてる
家賃と生活費は親が出してくれてて社会人になる練習で一人暮らしさせられたの1人だと結構寂しいんだー」
「で、でも今日から僕がいますから…その、少しは寂しい気持ち紛れるんじゃないでしょうか?」
「んーそうだね!駿がいたら寂しくないね!家帰ったら天使が迎え入れてくれるんだもん寂しくなるはずがない!」
「天使って……言い過ぎですよ」
「そうかなぁ?」
カチャ
「ほら入って」
「お邪魔しまーす…」
「駿これからここに住むんだからお邪魔しますじゃなくてただいまって言うんだよ」
「た、ただいま?」
「おかえり!」
はぅ…笑顔が眩しいです
「あ、荷物そこ置いてー」
先輩の家ってシンプルでかっこいいなぁ…
綺麗に整頓されていて無駄なものは一切ない
日頃から綺麗にしてるんだろうな
「とりあえず昼ごはん作るからまっててー」
「先輩料理も出来ちゃうんですか?!」
「うん?一人暮らししてると自然と覚えちゃうんだよね」
「凄いです!もう何でもできちゃうじゃないですか!」
「なんでもなんてことないよーあ、テレビ付けていいからねー」
「あっはい!」
にしてもいい匂い優しい匂いに少しだけエロい匂いというか……そんな匂いがする。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 12