アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
20日目琉歌side
-
あれから家族で料理を食べるまで待って家につれて帰った
李珥のおじさんおばさんは俺がここにきていることを知っているのでなんの驚きもせずに結婚式に来てくれる事になった
李珥は訳の分からず困惑していたが疲れが勝ったみたいで俺の腕の中ですやすや眠っている
「…今日か…」
そう…今日が結婚式当日
親族だけなので寂しい結婚式になるが早くあげたかった
また失いたくないからだ
「…ん…」
何かを探してるみたいだったが俺の服を掴んで安心したのかまた寝息が聞こえてきた
「…李珥…もうどこにも行くなよ…」
力強く抱き締めてキスをする
「…ん」
「おはよ」
「おはよう」
それから結婚式場に向かいおじさんおばさんに挨拶をした
「有難う御座いました」
「何がだ」
「場所教えて下さりありがとうございます」
「あいつがいつっもぼやいてたからな」
「久しぶりにあんな元気そうな顔見れて嬉しいわ…お幸せに」
「はい絶対幸せにしてみせます」
「琉歌様」
「しずえさん!」
「お呼びいただき誠にありがとうございます」
「久し振りだな」
「しずえさん息子がいつもありがとうね」
「任務ですから」
「琉歌!」
「お父さん、お母さん」
「いや〜びっくしたわよ〜!」
「いきなり結婚式来てくれだなんてどうしたのかと思ったけど李珥君なら大丈夫だね」
「そうね二人で幸せになるのよ?」
「勿論」
「琉歌〜写真撮ろうよ!」
色々あった
離れて初めて悲しいと思った
当たり前の事が本当は当たり前じゃない事も分かった
あいつがどんだけ好きかもよく分かった
「あぁ」
愛してる李珥これからもずっと
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
20 / 22