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れーくんに借りているパーカーを羽織って、早足気味に部屋へ向かう。
今日の僕は絶対いつもよりは魅力があるはず!
お肌もツルツルだし、いい匂いだし、あとはこのパーカー脱いでれーくんにおねだりする!!
ちょっと緊張した喉を潤すためにも何か飲もうかな。
水を飲みに台所へ向かうと、まさかの二年生の先輩に捕まった。
「広翼、今から部屋こいよ」
「え、あの!僕もう寝たくて…」
「んなら俺らの部屋で寝ればよくね?うん、それがいいって!」
「や、待ってください!僕部屋に戻りたいです!」
抵抗してもそのまま部屋へ強制連行された。
二年生の部屋は大部屋で、奥の方では枕投げしてるし、手前では寝てる先輩もいれば、ウノやトランプをしてる先輩もいる。
「あ、広翼じゃん!やっほー」
「遊びに来たの?まさかおまえ無理矢理連れてきたんじゃないだろうなぁ」
「広翼、こっちこいよ!一戦トランプやろうぜ!」
部屋に入るやいなや、いろんな先輩が僕に気づいて遊びに呼んでくれる。
僕は帰りたいだけなのに…。
トランプ一戦やったら帰してくれるかな…?
「広翼、どれしたい?」
「……………トランプ」
「ん。じゃああっち行くか」
僕を無理矢理部屋に連れてきた先輩は、僕の肩を掴みながらトランプの方へ足を進めた。
先輩みんな寝転がってしてるから、僕もそれに習って寝転がる。
「それ暑いだろ。脱いだら?」
「え、や、ちょっと!先輩!」
パーカーを片腕脱がされて、僕はびっくりして抵抗した。
「お。ノースリーブなの?エロいじゃん」
「やだ!先輩、やめて!」
「おい。やめとけって。それ以上は冗談が過ぎるぞ」
無理矢理もう片方も脱がせようとする先輩を、他の先輩が止めてくれたけど、僕はそのままあっさり脱がされた。
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