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すれ違い①
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「それで、知花は何処にいるの?知花も優太と一緒なんだよね?」
その想太の言葉を聞いて、僕は動揺してしまう。想太が知花に好意を寄せているのは何となく分かっていたため、今迄に起きた事を想太に説明しづらい。
「優太・・・首もとについてる、それってキスマーク?まさか、知花が優太につけたの?」
「・・・え?」
急に僕の首もとを見つめつつ想太から怒りを込めた声で言い放たれ、僕は思わず首もとを手で押さえながら目を丸くして驚いてしまう。知花から、首もとにキスマークをつけられた覚えは無かったからだ。
「ち、ちがう・・・これは誤解・・・」
「もういい。言い訳なんて聞きたくないよ・・・優太。」
想太が俯きながら、悲しげに僕へと言う。
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