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4-7 予想外
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そのまま後ろに倒れた菊川の胸に抱き寄せられた。
制服姿の見慣れた菊川が、教室では見せたことがない、猛々しく荒ぶったフェロモンを纏う。
見ているだけで、変えられた身体。
触れれば喜悦の声が漏れ、これからの期待に鼓動が早まる。
「ふ、ああぁッ、菊川ぁ」
座り込んだ菊川の背に腕を伸ばし、荒い呼吸で上下する胸に顔を擦り付け。
もっと、もっと、菊川を感じたい。
あぁ、早く、番の印を俺につけて。
俺の番になって。
発情フェロモンに取り憑かれ。
自分のことにばかり気を取られ。
俺は完全に、菊川の変化を見逃していた。
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