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4-18 予想外
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足、閉じれない。
尻、ヤバイ。
腹、ヤバイ。
自分の内側から感じる菊川の圧倒的な存在感。
恐る恐る、菊川の腕越しに自分の身体を見下ろせはドロドロに汚れたお腹はふっくら膨らみ、脈打っているようにさえ見えてくる。
マダ、ハイッテル
自分から求めたことのはずが、あまりにも生々しくて狼狽える。
「あぁ、ごめん。
さっきまで、桜宮、噛めって。
でも、これ以上、痛そうで、変わりに、嘗めてたから」
抱き締めた体勢のまま、菊川はぽつりぽつり続ける。
息がかからないよう、俺の肩に顎を載せててくれたけど。
その動きに合わせて聞こえた、意識していなければ聞き逃すくらいのわずかなくちゅくちゅ音に俺は羞恥で身を染めた。
「桜宮、可愛くて、ビックリした。
俺の、番、可愛い」
うわぁぁぁぁあああっ
さっきの、言葉、聞き間違いじゃなかったのかーっ
顔を見なくてもわかるっ
絶対、コイツ、いつものぼんやりした顔で喋ってる!
お花畑満開な台詞を、なんのためらいもなく普通に話せてしまってる!
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