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後日
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森「あれ?太宰君?」
後ろから急に此方を呼んできた。
あぁもう嫌だ、、
太「あ、森さん。こんにちは相変わらず幼女趣味ですか、では私はこれで、、」
森「あ、ちょっと待って!」
即座に帰ろうとすると呼びかけられた
太「なんですか、私忙しいんですけど、、、」
森「まぁまぁ、、ちょっとね、此れ見てご覧。」
手渡されたのは一枚の写真だった。
太「なんですか、此れは」
黒髪の男が写っていた
森「最近、ここら辺を拠点としている組織の一人でね」
太「組織?」
ここら辺といえば、マフィアや軍警が手厳しくしている場所だ(軍警がいるのにマフィアが手厳しくしてるのはどうかと思うが、、)そんな場所を拠点だなんて無理な事を、、
森「その組織はクスリを密売しているのだよ。」
太「そうですか、、、というか何故それを私に?」
組織内で排除するであろう組織の情報を、、
森「ちょっとね、この人物の異能が奇怪なのだよ。」
太「奇怪?」
森「『触れた相手を猫にすることが出来る』ということなのだよ」
は?
太「なんですか、その意味不明な異能力は、、」
森「其処なのだよ。なにに使ってくるかわからないし、具体的にどんな支障が出るのかも分かっていない。」
太「それだと厄介ですね。でもその異能力と私になんの関係が?」
森「いやぁね、探偵社にも軍警から依頼を受けているらしいからちょっとした助言だよ。」
太「成る程、マフィアも探偵社にも不利益な組織を、協力して潰そう。っていう事ですか」
軍警が慎重になっているところでマフィアは目立った行動が出来ない。
だが、軍警から依頼を受けている探偵社は表向きでも裏向きでも行動可能なため利用が出来る。
森「利用なんて人聞きの悪い事じゃないよ。あくまで協力だよ。」
太「そうですか。」
まぁ、社長が肯定を出しているだろう。
エ「話は終わった?全くつまらなかったわ!」
後ろから子供の怒鳴り声が聞こえた。
森「あぁ、エリスちゃんごめんよぉ〜。後でケーキ買ってあげるから!」
中年男性が幼女の対して甘く接しているのを見るのには結構抵抗がある
太「では、私はこれで、、」
今度は相手の返事なんて聞かないまま小走りでその場を去った
少しばかり歩くと探偵社が見えてくる。
敦「あ!太宰さん」
ドアの前で荷物を持っている敦君が此方に気づき駆け寄って来た。
太「やぁ敦君、今日はいい自殺日和だねぇ〜」
にっこりと笑いながら言う。
敦「なら早く仕事をして苦労死でもすればいいじゃないですか。」
ニコニコと輝かしい笑顔で言う
敦君、目が笑ってないしよ、、、
太「君も言うようになったねぇ、、」
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