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重なる偶然
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「あ、昨日の卵ありがとうございました」
「いいよいいよ。それよりお母さん喜んだ?」
「家に帰って第一声が卵買えた?でした。頼み忘れてたらしくて」
「それはよかった」
ケーキを食べ終わり、ココアも無くなった。
時刻は20時
そろそろ帰らないと葉月がうるさいかも。
ついでに弓月も。
「俺そろそろ…」
「あ、そうだね、こんな時間まで引き止めてごめん」
「いえ…ごちそうさまでした。美味しかったです」
「送るよ、キーもってくるからちょっと待ってて」
玄関先で靴を履きながら黒瀬さんを待つ。
「お待たせ」
今まで会った時はスーツ姿だったから、パーカー姿の黒瀬さんをなぜか新鮮に感じた。
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