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鋭い幼馴染
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高校に入ってからは、何をするでもなくただふたりでゲーセン行ってぼーっとしたり、つまらない日常を過ごすだけだった。
俺はそれでも楽しかったから。
ゲーセンなんかでうろうろしてたら、ヤンキーとかに絡まれる。
その度に返り討ちにしたり殴られたり繰り返してたけど、この前のはいつもと違ってた。
相手が大人なのもあったけど、クスリをやってた。
その時に助けてくれた男を見た弥月が、その男に一目惚れをしたような、そんな風に見えた。
俺の目は間違ってなくて、その後なんどもあった話をしてる弥月は恋してる顔。
俺に向けるような顔じゃなくて、優しくて愛しいみたいな表情してて。
無性に腹が立った。
お前のことを好きなのは、俺なのに。
俺が1番好きなはずなんだ。
なのに、どうして横から来たやつにとられなきゃいけないんだ。
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