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あせり ※
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「ひっっ………!?!?」
急に襲う興奮はどうしても抑えきれなかった。
けれど俺が今いる場所は電車。その事実は変わらない。
「ゃ……!」
車内がまたガタン、と揺れる。
車内が揺れたと同時に体が動く。
服が擦れる。
今の俺にとっては、そんな些細なことでも刺激となる。
「んっぅ…ぁ………!!!」
何もかも物足りなかった俺はついに、服がコードに擦れるだけでイってしまった。
「っふぅ……は、ぁ………は、………」
どうしようかと焦っていたその時、車内アナウンスが聞こえた。
まもなく、到着。
用事があったがどうしようもなかった為次の駅で俺は降りることにした。
満員電車の中、人を掻き分けて車内から出る。
幸い先程達したばかりの為再度達することはなかった。
「ふぅ……ぁ……ん……」
まともに立てなくなって、歩けなくなって、車内から出たすぐ後に駅のホームにあるベンチに座り込んだ。
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