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両親と合流した。
水窪は帰ってた。
「碧、集まりどうだった?」
「最悪。信用してないし慧を結婚させようとしてる」
両親は驚いてた。
そりゃあ、そうだよな?
両親が言ったことなんだから
「碧、見えたんだろ?」
「……そうだね。最悪な結果がね」
どうしたら慧を助けられる?
結婚するなら止めないけど……
どうしたら……
「本人に聞いた方がいいわ」
慧が居た。
なんで?
俺らは部屋に行った。
「碧」
「……結婚したい?したいなら……結婚できるようにするけど……」
「結婚?しないよ」
〈好きな人が居るのに……結婚しようとは思わない〉
慧の心の声が聞こえ
好きな人、か
やっぱり居るのか。
「……そう。説得できるの?俺が会ったとき大変だったけど?」
「そうだね。両親には言ってあるし大丈夫だと思う。親戚がうるさいんだよねー」
親戚か。
慧の携帯が鳴り
〈結婚しないって言ってるのに。しつこい!〉
はぁぁ……
「結婚しない!どうしてわかってくれないの?はあ?そんなこと知らない!勝手にそっちでやってれば?俺は大学でこっちに来ただけなんだよ!卒業したら帰るし就職は地元でする」
大変だねー。
兄さんが見せてくれてる。
親戚中は大慌てだ。
慧が結婚出来ないと知ったら彼女なら作れるだろ?
という結論にいたったらしいが……
彼女、か。
それも無理だね。
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