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イケメンはいいよな
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「っっぶっはははははははは!!げっほごほ!っははは!!とか何とか言ってかっこつけてなかったっけ???はあはあ・・あはははは!」
「っるせーよ!!黙ってほんと空気よんで黙って」
「むりだろ!あはは・・ あーもうそんな泣くなって!ほら華のハイスクールライフおくるんだろ?
そんな辛気くさい顔してたら運気が逃げるだろーがっ!」
「しょうがないだろ?じわじわくるんだよこうゆうのって!!
黙ってハンカチの一つでも差し出しとけよ・・はー・・・」
ぐすぐす鼻すすってる俺の横で馬鹿笑いしてるコイツは、
雨宮真(あまみや まこと)
なんで仲良くなったとかは覚えてないんだけど、気づいたらよくツルむような仲になってて
一緒にいすぎて頭の中身も一緒になったのか高校も同じところに入学して
たまたま同じクラス。俺は身なりは結構派手な方(自分で思ってるだけ)だけど
人見知りが激しいから雨宮と同じクラスだった時はちょっと安心したのを覚えてる。
だって雨宮は中学の時バスケ部のエースだったし、体育会系の社交的な感じと言えば分かるだろうか、とにかく人に好かれるタイプ、かな
そして顔もいい 元から顔もいいうえにバスケまで抜群に上手いもんだから当然女にもモテてた。そのバスケ部を引退してから髪を伸ばしてんのかよく分からんけど
スポーツマンらしく短かった髪は今では毛先がもう少しで肩につきそうだ。より男前になった気がする。それでいて俺らの高校はまあ、半分より上くらいの偏差値の学校だから頭もいいのかな。俺からしても完璧なイケメンだからもはや僻む気にもならない
・・・・・・・むかつくからいわねーけど
俺もいろんな奴と馬鹿騒ぎして馬鹿みたいなことたくさんやってて、よく先生とかに怒られたりしてたけど別に一人でいることも好きで一回おもしろい本に出会うと図書室にこもって読みふけたりすることもしばしば。
結構真面目なのかな、だから彼女にもすごい一生懸命だったんだ。
・・・・ほんとだぜ?
少ない小遣いでプレゼントしたりデートもいっぱいいったし
・・・・・また泣きたくなってきた
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