アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
デート
-
「涼さんお待たせ!」
今日は涼さんとのデートの日。
寮の入り口で待ち合わせしていたんだけど、俺を見つけてぱっと表情が明るくなった涼さんを見てついニヤニヤとしてしまった。
いつも見る涼さんは制服か部屋着なので私服を見るのは初めてだ。
何かいつもに増して爽やかさがアップしてる気がする。
「涼さん、どこに行きたいですか?」
「え、僕が決めていいの?」
「はい、だって今日は涼さんを甘やかす日ですから。」
そう言うと涼さんは照れたように顔を赤くした。
「えと、じゃあ…遊園地、とか…」
「え、男2人で?」
「や、やっぱり変だよね!ごめん、忘れて…」
涼さんが遊園地に行きたがるなんてちょっと意外だったかも。
「いいですよ。行きましょ、遊園地。」
「で、でも…」
「行きたいんでしょ?俺行った事ないんで楽しみです。」
そう言って笑うと、小さな声で"ありがと"とお礼を言われた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
85 / 153