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温泉旅行
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しのぶっちの部屋に行くと既に豪華なご飯が4人前並べられていた。
「そらくん、涼さん、いらっしゃい!」
旅館の浴衣に着替えたしのぶっちと梓馬さんが出迎えてくれ俺達は料理の前に座る。
あ…しのぶっちの首筋、キスマークついてる。
どうやら俺達がデートをしている間2人はお楽しみだったようだ。
ニヤニヤしていると見んなとでもいいたげに梓馬さんに睨まれてしまった。
「わぁ、凄い料理だね。」
涼さんは2人に向かって嬉しそうに目を輝かせていたから機嫌がなおったのかなって思ったんだけど、俺と目が合った瞬間逸らされてしまったのでまだ怒っているらしい。
勘のいい梓馬さんは俺達の気まずい雰囲気に気がついたみたいだったか面倒事に巻き込まれたくないとでも言うように無視されてしまった。
そして鈍感で純粋なしのぶっちは何も気づいていないようだ。
「いただきまーす!」
もう待ちきれないと料理に手をつけるしのぶっち。
料理を口いっぱいに頬張り
「おいひー」
と口をもぐもぐさせるしのぶっち。
「おい、もうちょっと落ち着いて食べろよ。」
と甲斐甲斐しくしのぶっちの世話を焼く梓馬さん。
微笑ましいなぁって思いながら微笑んでいると隣から涼さんの視線が突き刺さる。
また膨れているようだ。
「涼さん、美味しいですね。」
「…うん。」
一応話しかけたら答えてくれるみたいだ。
凄い機嫌悪いけど…
どうしよっかなぁ。
俺は苦笑いを浮かべて料理を食べ勧めた。
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