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ここ数日、修弥の様子がおかしい。
キスは受け入れてくれるが、それ以上は絶対に拒む。
明日の宿題をしなきゃいけないだの何だのと、前より早く俺の部屋からいなくなる。
......避けられてんのか?
いやでも、キスしてるときの修弥の顔は最高に可愛くなるし、そんなことないと......思いたい。
完治したら気持ち良くしてくれるって言ってたけど、それもただ先伸ばししたいだけに思えてきた。
「はあー......」
俺は部屋で一人、盛大にため息をつく。
待つとは思ったものの、セックスどころか触れ合いまでお預けされると、なんかこう、俺の悪い癖が抑えられなくなるというか......修弥を泣かせてやりたくなるというか。
......とりあえずこの腕が治るまでは我慢しよう。
俺は熱を帯びそうな身体をどうにか抑えて、仕方なくベッドへ向かうのだった。
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