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66(R18)
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「ひゃあッ!えっ......けんとぉっ!?」
「悪いな。俺、あんなんじゃイけねえんだわ」
急に賢斗が奥まで入ってきて、俺の身体がビクッと跳ねる。
さっきまでの優しさは何処へやら、今の賢斗は黒い目をギラギラと輝かせていた。
「ッあっ......!まっ、て!待ってってばあっ......っ」
「あー......すっげぇ良い......」
賢斗が腰を引けば前立腺を刺激され、腰を突けば奥を刺激される。
反射的に逃げるように身体を引けば、賢斗の力強い腕が俺を引きつけ、肌と肌がぶつかる音が厭らしく響いた。
「んあっ......だめっ、だめっ!やぁだ!」
「そうは言っても、お前の中だんだん蕩けてきてるけど?ほら、音聞こえんだろ?」
「......っ」
確かに中から水音が聞こえる。聞こえるけど!それはローションであり、恐らく賢斗の先走りであって、俺の意図するものではない。
それなのに、喜んでいる自分がいるのも事実で、俺は嫌悪と羞恥から唇を噛む。
「こーら、噛むなって何回言わせんだよ。口開けろ」
「......っ。んっ......んんっ」
口を閉ざしたまま必死に声を押し殺し、首を横に振れば、賢斗は呆れたようにため息をつく。
......ため息はついたけど、顔はすっごく楽しそうだ。
「......たっく。言うこと聞けない悪い子にはお仕置きだからな」
「お、お仕置き......っ?」
「そう。お仕置き」
「ーーーぁあっっん!」
頷いて不敵に笑った賢斗が、突然、奥の奥まで突き上げてきた。同時に自身を握られ、チカチカとした目で見えたのは、ひどく色っぽい男の顔。
「んあっ......ッあ.......好きぃっ」
激しい律動のなかで、俺がそう言うと、賢斗は顔を歪ませて俺の頬に雫を落とした。それが汗なのか涙なのかはわからない。けど、どうしようもなく愛おしかった。
「やっと念願が叶ったんだ。......そう簡単には離さないからな」
ああ。離さないでくれ。俺だって、もう離れられる気がしない。
その後、俺は意識が飛ぶまで、賢斗に酷く激しく、最終的には優しく抱かれた。
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