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千春の回想。
………………………
目を開けられない。
眠いのに 眠れない。
でも 眠気が ひどくて
目を開けられない
先程から 熱い。
からだ全てが 熱い。
揺らされている。 揺らされている。
快感に支配されている。
俺のペニスをゆるゆると 扱く手
射精の快感。
心地よい疲労。
だけど 貪欲な性欲に支配されている。
射精した と 思う。
疲労と 反する快感。
からだの 有りとあらゆる表面が 粘膜になったかのように 敏感で
俺のからだ全て 感じすぎて 俺のモノは 萎えていない。
手が からだを這い回る。
柔らかなくちびるが からだに触れる。
舌が 俺のからだに当てられる。
ああ キスしたい。
キスして
俺の声が ねだっている。
俺の声が 甘えている。
俺のくちびるが 柔らかな 濡れたくちびるで 塞がれる。
気持ちいい。
気持ちいいキスだ。
舌が吸われる。
擦られて 動き回る舌に 翻弄されて 熱が からだの中から 沸き上がる。
汗で 濡れる 俺のからだ。
浮き上がる腰 吹き出る汗。
それを舌で 舐め取られる。
乳首を捏ねられ 強く吸われる。
乳首に当てられる くちびるのそばに ヒゲの感触。
固くなった俺の先端の鈴口から 又
ビュッ と 溢れて飛んだ。
そして。
口の中に含まれた 俺の ぺニス。
あー気持ちいいー。
あたたかな 粘膜に包まれて
あたたかな 口内 で 扱かれる。
背中には 冷たいシーツの感触。
意識が 霧の中を さ迷う みたいに クリアにならない。夢の中?まだ夢の中?
いや そもそも 寝具に横になったことさえ 記憶に無い。
とにかく 疲労と猛烈な眠気に 勝てない。
もう どうでも いいや。
浮かび上がりかけた意識を 無理矢理 クリアすることもない と 思う。
寝ちまえ。
……………………
目が覚めると 布団の中。
あーやっぱり 疲れていたのかな?
なんで疲れているんだ?
続く射精感?
セックス?
違和感。
目を無理矢理開けると
なんか見慣れない壁と天井。
あれ?
ここどこ?
どこかで
いや この部屋か?
シャワーの音が している。
まるで 何かのドラマかよ?と 自分で ツッコミつつ 布団から起き上がろうとして あらぬ処の筋肉の痛み。
何気に からだに手をやると
俺 裸?
シャワーを誰かが 使っている。
えーーーーーーっ!
何? この状況?
えーーーーーーっ!
え?えーーーーーー?
俺も 男だから 多少の経験はある。
普通は この状況は えっち してからの?
しかし この 腰のだるさ。
え?
えーーーーーー?
俺 まさか 誰かと?
え?えーーーーー!
嘘だろう?
しかも この 何とも言えない 筋肉の違和感。
嫌な 汗が 背中から
お、俺 何しちゃったの?
ここは 俺ん家じゃ ねぇ!
シャワーの音が止んで
浴室の扉が空いて
タオルで 拭いてるのか 服を着ているのか 衣擦れ みたいな 気配。
慌てて 布団を被る。
足音がして 近付いて
「ヨかったよ。じゃっ。」
優しげな男の声。
俺の布団を ポンポンと軽く叩いて
そして ドアを開けて 部屋から出ていった。
息を詰めてしばらくしてから 大きく 息を吐き出す。
布団を 剥いで 周りを見ると
ホテルの部屋。
テーブルの上には
部屋の鍵 財布 携帯 向こうのクローゼットには俺の服と靴 そして 俺の鞄。
ここは 俺にあてがわれた
ホテルの部屋。
トイレに行こうとして起き上がったら 全身筋肉痛。股関節が痛てぇ。
俺は 頭を 抱えた。
何やらかした?
っ痛い。二日酔い。頭 痛い。胃が痛い。喉乾いた。
ところで 見覚えある この部屋。
ここはどこで今日は何曜日?
やベー 昨日飲み過ぎた。
俺は 記憶を 辿って しばし考えた。
シャレに ならねぇ。
シャレに して 良いことと 悪いことが 有るぜ。
あー 考えたくねぇ。
頭 痛ぇ。
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