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パーツ 27
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真弓side
もう 迷わない。
宴会が終わってから 部屋に誘ってと思ったが 我慢の限界。
うんと 甘えさせて はにかむ顔がみたい。
うんと恥ずかしい言葉で 恥ずかしがる様子がみたい。
強引に したら 困る様子がみたい。
優しく優しく 抱きたい。
僕しか見えないように 快楽を教えたい。
僕の気持ちを分かって欲しい。
君の気持ちを知りたい。
もう一度 この胸に 抱き締めたい。
地下の浴場から 慌てて出たが もう千春は居ない。
ならば 千春の部屋に特攻かけてやる。
何で 一歩踏み込むと 下がるのか?
僕を 受け入れて欲しい。
あらかじめ調べておいた 千春の部屋に向かうと 秘書課の女がピンポンしている。
ドアが開けられて
どうやら 女は 千春に迫ろうとしている。
あの女が 部屋に入って千春に迫ったりされたら………
先を越されてたまるか!
女の排除が 先だ。
どうすれば……
人間は 追い詰められると妙案が浮かぶものかもしれない。
頭で考えるより 本能に従って女の行動を阻止する行動をしていた。
女を喫茶店に誘う。女の腕を引っ張るようにして 無理矢理 連れ出した。
とにかく 千春から女を遠ざけないと。
くそっ。こんな女とコーヒーなんぞ飲みたくないんだが。
すると幸いなことに 女が
用を思い出したので 失礼しますと エレベーターに乗って頭を下げた。
よしっ!
グッジョブじゃないか。
女を見送って 今来た廊下を引き返して 千春の部屋の前に立った。
インターホンを押す。
返事がない。
しつこく 押す。
インターホンを。
何度も 何度も
やがて ドアが開けられて
千春が 驚いた顔をして
ドアを 閉めようとしたので
脚を差し込み 強引に 中に入った。
そして うしろ手で 鍵を閉めた。
千春が 音がしそうなほど ごくりと 喉仏が動いた。
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