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#episode.119 溶かして愛して
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〜琉side〜
30分後。
「あ、あんっ……んぅ、ふぁっ……」
恋はすっかり蕩けた顔をして、後孔は琉の指を3本も受け入れるようになった。
「恋……可愛い。」
そう言って首筋にキスを落とせば、ピクリと体を揺らす。
「もうこんなにトロけた顔しちゃって……俺もう我慢できないよ。」
「んっ……あ、かつさ……ん……」
そう言って見つめてくる恋の目は潤んでいて、口からは唾液が溢れている。
(えっろい……)
「……もう、痛くない?」
琉の言葉に恋は頷く。
「挿れてもいい?」
それにも恋は頷いたので、琉は指を抜くと、置いておいたゴムをつけ、そこにローションを垂らし、滑りやすいように馴染ませる。
そして恋のトロトロになった後孔にあてがった。
敏感な恋はそれだけでも体をピクリと震わせる。
「痛かったら言えよ。」
琉はそう言うとゆっくりと腰を落としていく。
「んっ、あ……あ……はい、って……」
クチュ、というローションの音が鳴り、少しずつ琉のモノが恋の中に入っていく。
琉は恋の頭を撫でながらゆっくりゆっくりと中に押し進める。
「っあ……ふぅ、っ、はぁっ……」
(きっついな……)
恋は必死に息を吐こうとしてくれているが、それでも中はきつかった。
「……っう……全部、はい、ったよ。」
「ん、ぁっ……あ、かつ、さん……ぎゅ、って、して……」
そう言って手を伸ばしてくる恋は、琉の理性をいとも簡単に壊してしまった。
ぎゅっと恋を抱きしめると、琉は耳元でそっと囁く。
「ごめん、恋……もう、動くな。」
そしてゆっくり入り口の方まで抜き、前立腺を擦るように先だけ出入りさせる。
「んぁ、あっ……あぁっ!あ、そ、こ……だめっ……!」
その刺激に恋の体はビクッと震え、声は上ずる。
「ひ、あ、あぁっ!あ、ぁアッ!」
少しずつ恋の後孔が柔らかくなってきたのを見計らい、琉は深くまで入れたり出したりを繰り返す。
「あ、あ、あ、あぁっ!」
ゆっくり、的確にいいところを刺激してやると、突くたびに、恋から甘く高い声が上がった。
恋はセックス自体には慣れているが、快感にはあまり慣れていない。
もともと体が敏感なため、痛くても達してしまうこともよくあったのだろう。
だが、琉は恋に痛い思いをさせたくはない。
自分が与えた快感でトロトロに溶けてしまった恋が見たいのだ。そしてそんな恋をもっと溶かして愛してやりたい。
「あ、あっ!あ、かつ、さ……あぁっ!」
恋の手に指を絡ませれば、その手をぎゅっと握り返し、琉の与える快感に体を震わせている。
琉はそれが愛しくてたまらなかった。
「ぅあ、あ!あぁっ、あ、あんっ、んっあ!」
「っ……く、恋……そんな、締めたら……出るっ……」
「っあ、お、れも……イっちゃ……あぁっ、あ!」
琉は律動を早め、恋のいいところを刺激する。
その度に、キュン、キュン、と恋の中が締まり、琉も快感に身悶えていた。
「うっ、イ、くっ……」
「っあ、あ、あぁぁっ!」
奥までズンッと突いた時、恋はビクビクと体を震わせて達し、琉も達した。
「っはぁ……はぁ……」
恋から抜いた琉のソレは、まだ半勃ち状態だった。
「……あ、かつさ……も、いっかい……し、たい……」
恋はそう言うとぎゅっと手を握ってきた。
(……やばい理性飛ぶ。)
「……ベッド行こうか。」
琉はそう言って恋を姫抱きすると、2階に向かった。
その後ベッドでもう一度抱き、夜ご飯を食べてからも、二度も体を重ね、恋は気を失うように眠りに落ちた。
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