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#episode.135 理性
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〜翔也side〜
「ふぅ……」
翔也は湯船につかりながら息をついた。
(やばいなぁ。今からこれで理性もつのかな……)
先ほどのキスで蕩けてしまった顔や、風呂上がりで少し紅潮した顔、いい香りのする体、少し濡れた髪の毛。
全てに興奮してしまう。
翔也は自分でも驚くくらい、明希に惚れているようだった。
バスローブで出てきていたが、あのままルームサービスをとったのか、とか、バスローブの下は何か着てるのか、とか。翔也はそういったことばかり考えてしまう。
(あーもう……トロットロに溶かしちゃいたい。)
翔也は式場を出発する間際に、琉に言われたことをふと思い出した。
"「大事にするのは当たり前として、トロトロにしてみれば?明希くん、きっとそういうのしたことねえだろうしな。」"
(トロトロ……ね。俺の理性がもつかが問題なんだよなぁ。)
翔也はそんなことを考えながら湯船から出て、簡単に体や髪を洗って浴室を出る。
部屋に戻ると、明希はソファに座っていて、緑茶を飲んでいた。
「お待たせ。」
「あ、おかえりなさい。」
翔也を見て、顔を綻ばせる明希が、翔也は愛おしくて仕方なかった。
「翔也さん……ぎゅってしても、いいですか?」
明希は上目遣いでそう言う。
「ん、おいで。」
翔也は立ったまま、手を広げる。すると明希がソファから立ち上がってふわりと抱きついてきた。
(……やば……めっちゃいい匂いする。これだけで興奮する俺、もうやばいかもしれない。)
「明希ちゃん……」
「なんですか……っ……」
翔也が名前を呼ぶと、明希はパッと顔を上げたが、目が合うと顔を真っ赤にして俯く。
「あーもう……本当可愛い。」
翔也はそういうと明希の顎をクイ、と持ち上げてキスをする。
「ん……ん、っふ……っぅ……」
舌を入れて絡めると、明希の口から甘い声が漏れる。
(感じやすいよなぁ……)
キスをやめないまま、バスローブに手をかけ、紐をほどく。
そしてバスローブを脱がせてみて、翔也は驚いた。
「え、これ……」
「ふぇ……?あっ……こ、れは……その、えっと……」
「買ったの?」
「れ、恋と千秋が……くれて……」
(2人ともナイスすぎるんだけど。)
翔也は口元に手を当て、必死にニヤける顔を落ち着かせる。
「へ、ん……ですか……?」
「……そんなわけないじゃん。可愛すぎてどうしようかと思った。」
明希はそれを聞くと耳まで真っ赤にして、翔也から目をそらす。
翔也はそんな明希の顎を再び捕まえ、唇を重ねる。
「んっ……んんっ、ん……」
深く激しいキス。
明希の腰に左手を添え、右手はネグリジェの上から明希の胸の先端へと伸ばす。
(腕だけシースルーってのがなぁ……エロいよなぁ……)
翔也はそんなことを考えながら、明希の舌を自らの舌で掬い上げては絡めながら、右手で胸を弄ぶ。
「んっ……ぁ、ふぅんっ……」
明希の口からは甘い声があがる。
それは翔也をさらに興奮させていく。
翔也は右手を下にずらしていく。
お腹、腰、太もも。
そして中心に手を伸ばす。
半勃ち状態の明希のモノを指でツゥッと撫でると、明希はピクッと肩を震わせる。
口を離すと、透明な糸が2人の唇をつなぎ、さらに明希の口の端からはどちらのものともわからない唾液が溢れていた。
「しょ、や……さん……」
明希の目はトロンとしている。
「まだちょっとしか触ってないのに、もうトロけちゃったの?」
翔也はそう言いながら明希のモノを指でなぞる。
「っあ……ぅんっ、あ、っ……」
明希はピクッ、ピクッと肩を震わせ、翔也が着ているバスローブを必死に掴んでいる。
翔也は手をネグリジェの中に忍ばせ、勃ち始めた明希のモノを直接触った。
「んぁっ!あ、ぅ……んっ……しょ、やさんっ……あ、あぁっ!んっ、ぅンッ……」
明希の顔は真っ赤に染まり、口からは甘く高い声があがる。
翔也は手を動かす速さをあげる。
「っあ、ちょっと、まって!あ、だ、めっ……!そ、んなしたら……イ、っちゃ……あ!」
明希はガクガクと足を震わせる。
そしてカクンと膝を折って、翔也の方に倒れ掛かってきた。
「っあ……も、立って、らんない……です……」
「……ベット行こっか。」
(あーあ……こりゃ理性もたなそうだなぁ。)
翔也は明希を姫抱きにしてベットの方に向かった。
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