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#*71
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〜恋side〜
頭からシャワーを浴びて、目を瞑る。
でも目を瞑ると、先ほどの光景が思い浮かんできて、恋はすぐに目を開けた。
(琉さんの手…はたいちゃった…)
琉の手を思いだすと、それと連動するように男たちの手も思い出す。
「っ…は…はぁ…は…」
薬の効果は抜けていないらしく、恋のモノは勃ち上がり、先走りをトロトロとこぼしている。
「っ…ん…は…」
握るだけで体がビクッと震える。
だがどんなに扱いても達せない。
「んっ…ん、なんで…っ…」
(イけない…)
後孔にも手を伸ばし、指を入れる。
「はぅ…っ…あっ!」
前立腺を擦った時、前から白濁が溢れる。
だがまだ収まる気配はない。
「は…あ…んっ…あ、あっ…」
(手とまんない…)
「あ、ん…あ…あっ…はぁ…ん…」
何度か射精するとやっと収まりを見せた。
「うっ…ふぅ…うぅ…」
体が落ち着くと途端に涙が溢れてきた。
気持ち悪い。
怖い。
汚い。
いろいろな感情が渦巻き、涙が止まらない。
今までにない感情に、恋自身も戸惑っていた。
琉が怖い。
自分は汚い。
頭の中に渦巻く感情は、そういうことばかりで。
「りゅ…っ…さんっ…」
床に座り込んで膝を抱える。
涙がとめどなく溢れてきて、いつもなら琉に抱きしめてもらっているのに、今日はそれがなくて。
温もりが恋しいと思う反面で
1人でいたいと思う自分もいた。
体を洗い、シャワーを止めて浴室を出る。
リビングをチラッと覗くと琉が項垂れていて、罪悪感が襲ってくる。
また涙がこぼれそうになって、俯く。
「恋?上がったのか?」
「っ…はい…」
呼ばれて顔を上げると、優しい顔をした琉と目があう。
「俺もシャワー浴びてこようかな。恋、先に寝てていいよ。」
「でも…」
「疲れただろ?ベット入ってな。」
「はい…」
琉は優しく微笑んできて、胸がぎゅっと締め付けられるような気がした。
琉が浴室に行き、恋も2階に上がる。
部屋に入り、ベットに身を投げてウサギを抱きしめた。
ほんのり琉の匂いがして、目には涙がにじむ。
「…っ…りゅうさん…」
ぎゅうっとウサギを抱きしめたまま、恋は眠りに落ちていった。
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