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春斗side
『…んっ…ふぁ』
橘に連れられ、家につくなりキスをしてきた。
いきなりの事で息を吸うことが出来ず、酸欠になって苦しくて橘の胸を叩くけれど、橘はそれを気にせず激しく舌を絡めてくる。
何分くらいキスをしていたか分からないが、橘がやっと唇を離した時には、もう身体に力が入らなくなっていた。
橘にもたれるように身体を預ける俺を橘は抱きしめた。
「やっとだ…やっと手に入れた…春斗、好きだ」
耳元で俺の名前を囁かれて、俺の心臓は慌ただしく動く。
この心音が橘にも聞こえているのではと思うと恥ずかしくて、橘から抜け出そうともがいてみる……
まぁ、力入んないし何してるか分かんない動きだけで終わってしまったけど…。
「春斗。今日は寝かせないから覚悟しろよ?」
『…はぁー!?やだよ!寝かせろ〜!』
「嫌だね」
嫌だねじゃない!
待って、これはもしかして俺今日が命日になる…なんて事はないよね…?
「大丈夫だ。ヨクしてやるから」
どこが大丈夫なんだ!?
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