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兄弟の時間 3
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翌日になり学校で栞に昨日あったことを話した。
「ふーん、まぁ頑張れ!」
軽っ!
「軽くないか?」
「游來ちゃんの体重が?」
「違うわ!!俺軽くねーし!」
「嘘おっしゃい!」
嘘じゃないし…
多分52㌔くらいじゃないか?
軽くないよな?
まぁその変はどうでもいいか…
「一応さ、せんせーにその事話した方がいいんじゃね?」
「ウム…話してくる。」
そう言って先生を探しに行った。
……………………………………………
いたよ!先生いたよ!
「先生ー!」
「あっ…宮ノ越か」
「うん。昨日の事話したいからさ!生徒指導開いてるかな?」
「開いてるぞ。」
そうして生徒指導に入って昨日の事を先生にはなした。
「そうか。まぁ頑張れよ。」
「憐も言い方軽いね?」
「マジか…。まぁいいや」
むぅ…
「游來のその顔反則な…」
「そう言えば!聞きたいことがあったんだよ!」
「何だ?」
「あのな。憐といると何か心がぽわぁってして暖かくなるんだよ。この気持ちって何?」
「…」
憐が黙り込んでしまった…
「それは多分自分で気づいた方がいいと思う…」
「ふーんまぁいつでもいいか…考えるの!」
「お前明るくなったよな…」
そうか?
と言おうとしたら丁度チャイムがなった。
「じゃあ明日頑張れよ。」
「うん。」
と言って俺達は別れた。
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