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教室に入ると少しザワザワしていたのが一瞬静かになり、
わっっと歓声が上がった。
「3人と同じクラスだ!!」
みんな嬉しそうだ。
歓迎ムードの暖かな視線に混じって、体育館で感じた冷たい視線を浴びる。
…どうやら口にこそしないものの僕を敵だとみなした
熱~いファンはいるらしい。
「このクラスは過激な親衛隊メンバーは少ない方なん
だ。
他のクラスは1/3くらいが占めちゃうから
まだ、マシな方だと思うよ。」
と、ひよがこっそり教えてくれた。
さいですか……この学校は過激派が多いのね。
(後に聞いた話だと過激派はほとんど副会長と双子の所
らしい)
僕らは色々な視線を浴びながら教室の真ん中くらいに座った。
僕の右の席がひよ、左が友樹、後ろに紘が座った。
どうやら席は自由らしい。
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