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怒り?喜び?
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「はーい!じゃあここに座って」
「…今ですか?」
「うん!せっかくだし俺が洗ってあげる!」
「いや、大丈夫です」
「ええ!?俺がやりたいの!はやくー!」
「じゃ、じゃあお願いします」
「はーい」
顔にタオルをおいて、始まった
さすが美容師
洗い方がすごく気持ちいい
このまま寝れそうなぐらいに
「かゆい所ありませんか?」
「ありません」
「えー!かいてあげるのに!」
「気持ちよすぎてかゆい所なんてわかりませんよ?
島崎さんの洗い方好きです」
「…」
あれ急に手が止まった
どうしたんだろ
「……ご…んね」ボソッ
「え?」
チュッ
「、、。?」
…タオル越しにまさかキスしてる?
俺の口に圧力がかかっている
さすがにこの状況はやばい…けど
俺はなぜか嫌な気持ちにはなれなかった
押しのけるのも拒もうとしていた
「……ッやめてくださいッ!!!」
「あ、…ご、ごめん!!…」
「………何でそんなことしたんですか」
よかったここからは周りの人に見えない所だ
「…我慢出来なかった……から」
「…すいません。もう帰ります」
「!そのまま帰ったら風邪ひくから乾かした方が…」
「大丈夫ですから!!…ありがとうございました」
俺は濡れた髪のままカバンを持ち
外に出た
髪がとてもスースーする
寒い…けど戻る気はない
「……タオル越しでも…好き同士でもないのに
無理ですよ…」
俺はそっと言葉にした
なんで俺押しのけるの拒んだんだろ
島崎さんは一方的過ぎるんだよ…
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