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episode.07 番
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※この章はR18描写を含みます。
レイ「ジル王子様。ラピスラズリの準備が整いました。現在は、ロンが付いておりますが、もう向かわれますか?」
ジル「あぁ」
俺はラズの部屋で待っていた。
俺の部屋にラズがいる。
夜伽のために、全ての準備を終えて。
いよいよその時なのだ。
番関係を結ぶ、契りの夜。
レイ「ジル王子様が中に入りましたらロンが外に出ます。その後は何かありましたらハルかトムにお申し付けください」
ジル「わかった」
俺はいつもの白いシャツとズボンに、黒いジャケット、エメラルドのペンダントで締めたクラバットという、行為にはなんとも不向きな服装だ。
これは正式な契りであるためだ。
おそらく、中のラズも整えられた服を着ている。
レイ「それでは、また明日の朝伺います」
ジル「ありがとう」
俺はゆっくりと、扉を開けた。
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