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言葉責め?
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「………なぁ、これ…、マジで…?」
祐也の発したその問いかけは、圭人に対してでもあり、全てが有り得ないこの状況に対してでもあり、また自分自身に対してでもあった。
圭人の昴ぶる大事な1点を片足で、膝で追い詰める状況に祐也自身も興奮し、中心が熱を持ちはじめている。
自分に何が起こっているのか分からないのは、圭人も祐也も、互いに同じだったのだ。
「圭人、お前さぁ……何、こんなっ…やらしかったわけ……」
「は…っ、ちが、んッ……あっ、ぁ………」
快感で頭が沸騰しそうな圭人の耳にも、そんな率直な裕也の台詞は容赦なく入ってくる。
上の空で嫌だ駄目だと繰り返しつつも、圭人の腰は祐也の動きに合わせて揺れるのを止めない。
延々と半端な刺激を受ける中、耳元でなじるように言葉を掛けられる。
その度にゾクリとした感覚が走って、圭人は一段と大きくビクンッと背中を反らせた。
そんな様子が無性に愛おしく感じられ、祐也はわざと意地の悪い言葉ばかりを言ってみせる。
「違わないだろ、俺の膝なんかで…、んなトコ擦られてさあっ……こんな、硬くして、」
「やだっ、も、やぁ……っあ、あっんん……ッ」
もっと声を聞きたい。
もっと乱れたところが見たい。
もっと、おかしくさせたい。
祐也はいまだ正体の分からない感情に突き動かされるまま、圭人の上半身に掛かったタオルケットを捲る。
さらにその胸元に掌を這わせ、するすると撫で回した。
「あ、あっ…?…や、何……、んッ」
与えられた言葉や刺激ひとつひとつに顕著な反応を見せる圭人に、祐也はなぜか満足感のようなものを覚えた。
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