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幸せってこうだった(幸輝)
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……腰が 逝った。
朝からトイレに行こうとベットから立とうとした時だった。
痛いのなんか承知の上だったから、覚悟はできてたんだよ?!
でも、まさかこんなに痛くなるなんて…
おかしくない?!!
昨日、何回やったんだよ…。
俺 病み上がりなんだけど?!
「ゆ、ゆきちゃん...
ごめん、僕 何でもするから...」
「言ったね?!はる!!」
怒ってる風に、頬っぺたを膨らませる。
...本気で怒ってる訳じゃないんだもん。
ぶりっこくらいしたい。たまには。
「うん、何でもする...」
僕の罠にはまってること、はるはわかってない。
ちゃんと、好きっていったよね。
ちゃんと、番になれたよね。
じゃあ、いいよね。
「これから、ずっと大事にしてほしいな」
「へ?」
「だって、これからはずっと一緒でしょ?
親に挨拶とかしなきゃいけないかなぁ...
いつがいいかな...」
ね、はる。
そんな泣きそうな顔しないで。
「ね、はる。
僕より先に死んでいなくならないでね。」
「...うんっ
もちろんだよ...!」
はるは、泣きそうな顔と声で
僕のことを抱き締めた。
痛いくらいきつく、抱き締めた。
僕らはこれから、ずっと一緒。
例え、もう二度とあっくんに会えなくなっても。
僕たちはどうしても離れられない。
僕らは、悲劇な出会いをした
皆が探し求める究極の幸せのつながりだから。
【To Be Continue...】
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