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「おい、大丈夫か?震えが尋常じゃねーぞ」
「問題ありません。それと幸せに浸ってるので話しかけないでください」
「おまっ...シュウ以外の受け答え雑すぎるだろ?!」
ヒサ先輩はこの際無視。今はこの可愛い生き物だけを見ていたい。
すると、またもやサン先輩が口を開いた。
「えーと、これから本格的に活動していくにあたって注意点ね。一つは、シュウはあまり表立って発言しない事。発言は主に俺に任せてね。ただ無言で精一杯の俺様オーラ出してくれればいいから」
「それ、大丈夫?俺頑張って発言するよ?」
「その気持ちは嬉しいけど、シュウは優しいから。それに風紀委員会や級長委員相手に強く出られないでしょ?」
どうやらシュウさんは風紀委員会と級長委員が苦手らしく、そこを指摘されるとう、と言葉に詰まった。
「本当に必要な時はお願いするから、無理はしないで。それで、俺がいなかったりした場合はシン、君に頼むね。副会長だからシュウと活動する事も多いと思うしお願いね」
「命にかけて」
まさかのラッキーです。
シュウさんと一緒にいる時間が長いらしいです。最高です。
「ヒサとハルヒは主に書類作成が基本になるから、会議とかではあまり発言はないと思うけど、ハルヒは服装をもう少しキチッとしてね。あくまでも生徒会役員だからね」
「はぁーい」
最後にハルヒの間延びした声が響き、生徒会としての初日挨拶は終わったのだった。
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