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写真に写る時には目潰しピースでカメラを破壊せよ
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次の日、登校してからはクラスメイトにも徹底的に敬語を使った。
いついかなる時にシュウさんに見られるか分からないからな。
しかしクラスメイトからは評判は悪い。曰く敬語なのに敬意が感じられない上に、俺に似合わないらしい。
そんなもん知るか。
「シン」
生徒会役員だけのあだ名で呼ばれて、少し間が空いたが自分が呼ばれたのだと気付いた。
入り口の方を見れば、ヒサ先輩(チッ)がいた。シュウさんじゃないのか。
「お前今舌打ちしたよな?」
心の中で打ったつもりが出てしまっていたらしい。
注意しなければ。
「スミマセン」
「ここまで心こもってないのが丸わかりで隠そうともしない謝罪も珍しいな?!」
「要件は何でしょう?」
突っ込みにも動じない俺を扱い辛そうにしながら、ヒサ先輩はため息を一つついてやっと要件に入った。
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