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おまけ 【そらる×天月】
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そらるSide
俺がまふまふにLINEをしたのは、まふまふを送り出した2時間後だ
──2時間前─午後1時
まふまふを送り出した後俺は、天月への半年記念のプレゼントを買いに行った
アクセサリーショップで天月に似合いそうなアンクレットを見つけた
衝動的に買ってしまい、フッと苦笑をもらす
どれだけ縛り付けたいんだよ…重いな
この重い愛を受け止めてくれる天月は俺にはもったいないのでは?
何度、そう思ったことか…
まぁ、離してやれねえけど
そして俺は天月の待つ家へ帰る事にした
寂しがりの恋人は、泣いてないかな…
ガチャ
「ただい…」
ぎゅう
「おかえりなさいっ…」
ドアを開けると同時に抱きついてきた愛しい人
心配した通り泣いていた
顔を上げさせ、涙を拭ってやる
頬に手を当てて親指で拭ってやると、すりすりと擦り寄ってきた
かわいい…
「ただいま。待たせてごめんな」
天月は抱きついてきて離れないので抱えてリビングに入りソファに腰を下ろす
しばらくイチャイチャしてると
「そらるさん、それなんですか?」
指差しているのは、俺が持っていた小さな紙袋
「ああ、天月へのプレゼント」
微笑んで言う
「僕に?」
きょとんとして、首を傾げている
「今日、付き合って半年記念日だろ?」
「っ!!覚えてたんですね!!」
ぱあぁと瞳を輝かせている
「お前との事で忘れることなんて何もないよ」
そっと唇を奪った
「んっ…ぁ」
ちゅっ
音を鳴らして離れる
ふと、目に入った時計の針は3時を指していた
2時間経ってるな…上手くいったかな
「ちょっとLINEする」
天月に言って、ソファに座り直す
「むぅ…」
拗ねて、頬を膨らましてる
まふまふにLINEを送るとすぐに既読の文字
だが、返事はない
あー、俺がluzの事好きって思ってるから言いづらいのか
「天月」
「なんですか?」
「まふまふとluzに俺らの事言ってもいい?」
天月が恥ずかしがって誰にも教えないでって言ってたから俺らの事は誰も知らない
「嫌です…」
「このままだと俺の好きな人がluzになるんだけど」
「どういう、事ですか…」
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