アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
お泊まり。
-
ホテルにお泊まりにきた。
結婚式場の様な建物でレンガ調のとても綺麗な所。
中は一面ステンドグラスで囲われていて、至る所に花が咲いている。
「綺麗なとこだね」
喜ぶ彼の顔はマスクで見えないけど、想像できる。
いつもにっと歯を見せて笑うその顔が好き。
「チェックインしてくる」
「わかった」
こっちも社会人だが、お金は基本彼が払う。
一度彼がトイレ行ってる間に払ったら怒られる…というより、諭された。
今後必要になるから貯めときなって。
たしかに、彼の方が倍貰ってるが、女でもあるまいし、平等でいたいのが本音。
でも、彼の言い分もわかるので、大きな額の時はお願いしてコンビニとか、スーパーとかの時は払うようにしてる。
「終わったら部屋行こ」
「ありがとう」
さっと荷物を運んでくるのも好きな所。
…まって、ここまで書いてきて思ったけど、この人神じゃない?
漫画の中の人みたいだ。
そー思うと、本当に俺でいいの??って本当に思ってくる。
え、釣り合ってなくない?
てか、女じゃなくていいの?
…あーわからない。
嬉しいけど、素直に喜べないのは性格ねじ曲がってるからなのか…。
あー難しい。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
25 / 41