アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
10
-
「逝ったか…」
「成仏できたの?」
「ああ」
見上げていた空から視線を戻すと、パキンという音が響いた。
見れば、八代君が手にしていた鈴が割れている。
「え、壊れちゃった!?」
「違う。これは使用回数が決まっている。ただその時が来ただけじゃ」
そういうと八代君はそれをポケットにしまった。
「そ、そうなんだ」
…ん? あれ、そういえば
「あのー…八代君」
「何じゃ」
「…何で俺、いきなり幽霊とか見えるようになってるの?」
「今更か」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
56 / 87