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僕のこと
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丁度同じ時、父親の事業が海外進出する事になった。
デザイナーであった義理の母もコレクションのため
二人揃って仕事のために海外へ行ってしまった。
秘書の斎藤さんも勿論、父に付いて海外へ行った。
僕と兄の二人の生活が始まろうとしていた。
噂が広がりだした頃から兄とはまともに会話がない。
兄は僕をきっと軽蔑したのだろう。
噂を信じたのかもしれない。
目線すら合わなくなっていた。
僕は悲しくて、悲しくて
学校に行くのが怖くなった。
父親と義理の母親が海外に飛び立った翌日
僕は学校へ行かなかった。
行けなかった。
部屋に籠り、ひたすら泣いた。
そんな時、彼が現れた。
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