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君も私も、同じ性格。【第3話・ヒラ視点】
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突然だが俺は今、村人に殺されかけている。
まぁ、殺される分けないんだけど。
ヒ「俺を殺して何が得?」
村「お前を倒して…この国の平和を守るんだ…!」
ヒ「ふふ、そんなことできるかな?_____執事。大臣。」
キ「どうした?国王。」
フ「いや大臣気付かないの!?国王殺されそうなんだよ!?」
キ「いやぁ、知ってるって。でもそんなことじゃあ俺らを呼ばないっしょ?」
フ「うん、確かに。」
村「お前ら…お前らも死ね!」
キ「ふぅん。出来るかなぁ?
さよーなら。」
グサッ
ゴキッ
グチャァ
辺りに村人の血が広がる。
キヨは笑っている。
この光景が楽しく思える。
それは俺も同じ。
キ「それにぃ…?
国王様も楽しんできちゃったじゃん?」
ヒ「だからぁ…俺達が満足するまで…ねぇ?」
キ・ヒ「「楽しませてよ」」
フジはいつの間にかここから居なくなっていた。
ここにいたら危険だと思ったのだろうか。
でもそんなことはどうでもいい。
もう、人を殺したくて仕方がないから…
キ「で、国王。どうしたらいいかな?」
ヒ「そっちに村人が沢山いるでしょ。そこにいけばいいんじゃない?」
キ「じゃあ、行くか。」
気づけばキヨの目は赤色に変色していた。
キヨの目が赤色に染まっているときは
興奮しているとき。もちろん殺すほうの。
キ「おらおらぁ!俺達が来んのになに呑気に歩いてんだよぉ!
アハハハハハハハハッッ!!!!」
村からは悲鳴があがる。
まぁ子供を殺すのは勘弁しておこう。
子供が大人になったらこの恐怖を思い出してほしいから。
はは、俺もサイコパスだなぁ。
ギィイイイン
キヨがチェーンソーを付けて
村人に降りかぶす。
グチャァ
ゴキィ
ガチャアアアアアアン
ギイイイイイイイイイン
村が血で染まる。キヨは満足したように戻ってきた
ヒ「どう?キヨ。満足した?」
キ「ああ。ありがとよ、結構荒らしちまったから俺から村治しとくから」
ヒ「お、それはありがたい」
キ「じゃ、帰ろうぜ」
ヒ「うん、わかった。」
シュン!
俺達は城の目の前にワープした。
キヨの服は返り血だらけだったから、新しい服を新制した。
俺達が城にはいると、
モ「お帰りなさいませ、国王様、大臣様。
今日はいつもより遅かったですが、何かあったのですか?」
ヒ「ああ、いつもより遅れてたかな?
ごめんね、なにもないけどちょっと遅れちゃった」
俺は執事達の前では平成を保つようにしている。
こう言う時のあとは結構人を殺したい気持ちが残っているから。
キ「ごめんな、ちーっとやることが増えちまってよ。」
モ「そうですか、帰りが遅くなると危ないのでご注意下さい。
ですが負けるはずはないと思いますがね。」
ヒ「うん。じゃあ、バイバイ。」
コト コト コト コト
ガチャ
フ「あぁヒラ、キヨ。お帰り」
キ「あー?あ、ただいま。」
ヒ「フジ~。なんで先に帰っちゃったの~?」
フ「そりゃ、見たくないくらい残酷なんだもん」
カチャ
カチャ
ヒ「え~?そんな残酷かなぁ?」
フ「え、めっちゃ残酷じゃん。」
コトン
フ「はい、最近手に入ったジャスミン使った紅茶ね」
キ「ん、ありがとよ」
ゴクッ
ヒ「ん、美味しいね。」
俺達はこんなことも、普段の日常。
こんなことでも、俺は楽しい。
これでいいのだ。自分の思い道理になる。
この素晴らしい俺達の為だけの世界。
"俺達だけ"の世界。
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