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君も私も、同じ性格。【第7話・フジ視点】
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俺達は見回りを終わり、帰ることにした。
フ「っ!?なにこれ!?」
城に入ると、エントランスには血が広がっていた。
ヒ「!!フジっ!キヨが!」
フ「...わかった。」
タッ タッ タッ タッ タッ
ガチャ
フ「大丈夫か!?キ...ヨ?」
そこには、血だらけになったキヨと、
真っ赤に染まったナイフを持っている
見覚えのある男がいた。
?「あぁ、やっほー。キヨ君はもうすぐ死ぬと思うよ♪」
キ「っ...!フ...ジ?ヒ...ラ?あがっ!?」
?「ほらほら、キヨ君はおとなしくしててよ」
ヒ「キヨは...なにも悪いことしてないじゃん!
なんでこんなことするの!?」
?「俺はね、キヨ君やフジ君に恨みを持ってるんだよ、
だから、フジ君も殺したいの」
フ「じゃあ...お前は、あの時の____」
?「そうだよ、フジ君。」
フ「お前は___竜也か。そうなんだろ?」
竜「そ。俺は竜也。」
フ「竜也。キヨが、なにかしたのか?」
竜「ん~。それは言えないかなぁ。
ドォオオオオオン
…おっと。ヒラ、だったっけ?」
ヒ「あっ!?
シールド魔法発動!」
竜「おお、魔法だ。」
そして俺は竜也の後ろに周り、
俺の得意な呪縛魔法を発動させる素振りをする。
フ「呪縛魔法発動!【対象・竜也】」
竜「!」
フ「ヒラ!今のうちに!」
ヒ「わかった!」
キ「っあ…ヒラ…あり、がと」
ヒ「大丈夫、今は喋らないで。
回復魔法発動!【対象・キヨ】」
キ「…ありがと。」
ヒ「腕の傷は深すぎてなおせなかった、ごめんね?」
キ「大丈夫、でも、竜也だけは殺したい」
キ「俺の友達にまで手を出したんだから、覚悟は出来てるよな?」
竜「!?…いいさ、好きにやれ」
キ「いいや、痛め付けないで一気に殺してやるよ。
殺害魔法発動【対象・竜也】」
ドォオオオオオン
ドサッ、と竜也は倒れる。
キヨは腕を強く刺されていて、
それほどキヨに恨みがあると言う事だった。
フ「キヨ、腕大丈夫?」
キ「大丈夫だよ、俺もそこまで弱くないし、
すぐに回復出来るからよ、心配すんな」
フ「じゃあよかった、ヒラ、レトさん達、無事でしょ?」
ヒ「うん、大丈夫。それがどうしたの?」
フ「いや、レトさん達とエントランスの掃除しなきゃいけないからさ、」
キ「あと死体の掃除な。」
ヒ「ああ、それはキヨがやってくれる?」
キ「ああ。そんつもり。両手両足切り刻んでやるわ」
フ「あんたサイコパスすぎでしょw」
そして俺らは部屋にいたレトさんにエントランスを
見てもらうと、
レ「うわ、なぁにこれぇ」
と変な反応をしていたので全員が鼻で笑ったのだった。
そしてキヨは冗談かと思っていたが本当に竜也の両手両足を
切り刻んで赤くなっているパーカーがもっと真っ赤に染まっていた。
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