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暗闇の中で②*
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悠斗が目を覚ますと、目の前は暗闇だった。
「……?」
目を擦ろうとして腕を動かすと、ガチャンと金属音が鳴りそれ以上腕を動かせなかった。
両腕が頭上で拘束されている。
寝心地からしてベッドの上に仰向けの状態で、おそらくベッドへッドに固定されている。
「先生…?」
ここにいま九条がいるのか確かめたかった。
耳を澄ませるとカタカタとキーボードを叩く音が聞こえて、先生がパソコンデスクにいる気配がした。
「…っ!…んん…っ」
バイブが振動を始めて、蕾にバイブが仕込まれていたことに気がついた。
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