アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
37
-
「はいこれ。発情期きて首噛まれたりしたら大変だからちゃんとつけといてね。」
渡されたのは項を守るための首輪。
少し幅が広くて、苦しい。
「Ωって大変なんだな…。」
「そうだね。でも、番が出来れば少しは楽なんじゃない?番になった相手にしか発情期は来ないから。」
「番、ね…」
少し下を向いた。
あまり番については考えたくなかったからだ。
「大丈夫。いい人が見つかるよ。だって、綾人はこんなに優しいんだから。でも、騙されやすい…。変な人に騙されたりしないでね?」
「平気だって。騙されないわ。」
二人はクスクスと笑いあった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
38 / 91