アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
お風呂
-
ご飯を食べ終わって、一緒に食器を洗う。いい子だな何て感激しながら、翔くんを見つめる。
洗い物が終わったら、一緒にテレビを見る。そう言えば、翔くんの誕生日って、7月7日じゃん...明日には、治ってるといいな。放課後ちょっとだけプレゼント買いに行こ。
プレゼント何がいいか聞いとけばよかったな。色々考えたけど、いいのは思いつかなかった。まぁ、別にいいや。
「おにぃさんお風呂湧いたよー?」
「あ、ありがと」
翔くんにおにぃさんって呼ばれる日が来るなんて...なんだか嬉しい。でも、何だかなれないから
「夏樹でいいよ」
「ありがと!ねぇねぇ、じゃあ夏樹一緒にお風呂入ろっ!」
そんな笑顔で言われたら、断れないじゃん。
別に、断る理由もないけど。
「いいよ。着替え取りに行こっか」
僕の部屋の隣が翔くんの部屋で、ベランダをつたって、入ることが出来る。そこから、着替えを取りに行く
一応、適当に下着とかをとってみる。やっぱり、僕のよりサイズでかいな。いつか、翔くん追い越したいな。
さっきからバンザイしてる翔くんを見つめて?を浮かべる。可愛いけど何してるのかわかんない。
「脱がしてくれないの?」
首をかしげて聞いてくる翔くんに微笑みながら、もう1度聞き返しそうになる。僕がまいただから、しょうがないか
いや、待って僕翔くんより背ちっちゃいんだけど。届かない所あるよね。早く早くとせかしてくる、翔くんに戸惑いつつ
「ちょっとだけしゃがんでて」
「うん!」
無事に、上は全部脱がせられたけど、今度は下か...自分で脱いでって言ったら泣くかな。
「下も脱がさなきゃだめ?」
「うん!」
満面の笑顔で言われる。何男の子を脱がすだけで、緊張してるんだろ...変態見たいじゃん。
思い切って、目をつぶって脱がせて、脱がせた物を洗濯機に入れる。
「先に入ってて?僕も後で入るから」
「わかったー!」
自分も早く終わらせて、中に入る。自分で体洗えるかな。とか心配しながら、自分を洗う。
「僕が洗ってあげる!」
「えっ...ありがと...」
僕の体を洗ってくれた翔くんは、僕も洗ってと言うように、目を輝かせる。
「じゃあ、今度は僕が洗ってあげる」
いつの間にか出ていた言葉に、口を押さえる。何してるんだろ...
やったぁと喜んでいる翔くんを椅子に座らせて、洗っていく。
筋肉結構ついてる...少しだけ指を滑らせてみる。くすぐったかったのか、笑っている。
下は自分で洗ってもらって、お風呂のなかに入る。何故か、僕が翔くんの上に座って...まぁ、僕の方が小さいから当たり前なんだろうけど
「まだ出ないの?」
ずっと抱きしめられたまま、出れなかったから、聞いてみた。僕長風呂好きじゃないし。
「出るー!」
体を拭いて、扇風機の前でくつろぐ。ソファに僕が座って、地面に座ってる翔くんの髪の毛を拭きながら明日の事を考える。
明日はどんなサプライズしようかな。七夕だしな。今年は、どっちとも両親いないし。
「ねぇねぇ、夏樹は僕のこと好き?」
急に聞かれて、びっくりしたけど。別に、嫌いじゃないし。むしろ好き...?なほうだと思う。
「好きだよ?」
翔くんは一瞬消えて、また現れた。その手にはビデオカメラが握られていて...嫌な予感しかない。
「ねぇねぇ、もう1回いって?」
満面の笑みで言われた言葉に、少し呆れながら、ほっとする。
治ってよかったって言う思いも込めて
「好きだよ」
って言ったけど。後から考えると恥ずかしくなって、翔くんからカメラを取ろうとする。でも、僕の身長じゃ翔くんには届かなくて
「お守りにする。スマホに入れて、モーニングコールにもする。ウォークマンに入れて、毎日いつでも聴けるようにする」
いや、そんなにかっこいい笑顔で言われても困るんですけど…。でも、まぁ明日誕生日出だしいいかな
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
9 / 25