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従兄弟
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僕の家庭教師だと言った人を探す。どこに行ったんだろ。しばらく探しても見つからなかったので、だいちゃんの居る玄関に行く。
玄関に行くとだいちゃんと家庭教師が話していた。2人とも険しい顔だけど、ちょっとだけ似てるな。
「だいちゃんと知り合いなんですか?」
「あぁ...僕の弟だよ。僕のこと夏樹が覚えてないのが意外だったけどね...忘れてると思うから、僕の名前は由宇だよ」
「えっ...ゆーちゃん!?めっちゃカッコよくなったね」
昔も今もイケメンなのに変わりはないけど。やっと思い出せた。
だいちゃんとゆーちゃんは僕と1番歳が離れていたから、僕が中学校上がる頃にはもう会えてなかったから、忘れちゃったのかな…
「兄貴俺にも夏樹と話させて...今度は邪魔しないで」
「はいはい。相変わらず大輝は独占欲が強いんだから」
また言い争いが始まったので、一旦退散して晩御飯を作る。今日はだいちゃんも居るから、どうしようかな…
2人の争いを止めて、一緒にご飯を食べる。
「美味しい。上手になったな」
「本当!?...ありがと」
だいちゃんに1番初めに教えてもらった料理を作ってみた。いろいろ話して、お風呂に入る
翔くん今日かえって来れるって言ってたのに帰ってこないな…別に気にしてる訳じゃないし…
翔くんが居ない家は少し静かで寂しいな...。ゆっくりお風呂に浸かっていると、スマホの通知音が響く。
翔くんからだ。やっぱり何かあったんだ。
「ごめん。今日帰れなくなった」
「別にいい。それだけ?じゃあね」
翔くんの嘘つき。帰ってこないんじゃん。
朝起きたら居たら良いのにな。期待したって、これが最終で乗り遅れたらもう終わり。
「早く帰ってきてね」
朝翔くんがくれた等身大を抱きしめてキスをする。今日はいい夢を見れるかもしれない。
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