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番外編︰2月22日(猫の日)
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ミーside
私は猫である。名前はミー。
鈴原家の飼い猫である。
元々は野良だったのを今の飼い主、理央が私を拾って飼ってくれた。
兄弟達に気持ち悪いと言われた目も、理央は綺麗だと褒めてくれた。
私はそんな理央が大好きなの!
今日は猫の日なんだって。
理央は帰り道に買ってきた猫グッズを、笑顔で眺めている。
理央が笑顔なのは嬉しいけど、私が居るのグッズを見ているのは面白くない……。
「にゃー」
鳴いて身体を足に擦り付けながら、理央に構ってアピールをしてみた。
「んー?ちょっと待ってね」
全然相手にしてくれない……。
拗ねてやる……。
「ミー。見るの終わったから遊ぼ?」
「……」
今更遅いんだから!ぷいっ!
「ミー?放置してた俺が悪いからさ、無視しないで……」
あっ。理央がしゅんってしちゃった……。
「にゃぁ」
「ミー!許してくれるのか?」
仕方ない。今日だけ許してあげる!
「にゃー」
「ふふっ。ありがとう」
その後は理央と一緒に遊んだの!
なんとね!グッズ以外にも私の玩具とかも買ってきてくれてたの!
怒っちゃってごめんね。
こんな私だけどこれからもよろしくね!
理央……、ご主人様!
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