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白色と紫色の会話。2
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白
「あぁ?」
「………嘘だよ。」
凄い勢いで睨まれた。
渋々(嘘)自己紹介をすることにした僕は四つん這いから体育座りに戻り朗らかな(表向きは)笑顔で紫先輩を見つめる。
「初めまして。僕は、白川 佐紀。こうこーせーでーす。ちなみに、あなたの後輩でーす。」
わざとらしい媚びた言い方に紫先輩は眉をピクっと動かす。分かりやすいなぁ、とか内心思いながらも笑いかける。
「………後輩なら後輩らしい態度というものがあるんじゃないか?」
眉と口をひくつかせながら僕を睨む。
睨まれた僕は竦み上がってしまった。なわけないけど。
「先輩だけだよぉ?特別だしぃ?」
「気持ち悪いっ!」
思いっきり怒鳴られた、理不尽。
そろそろ紫先輩との会話も飽きたので立ち上がってズボンを軽くはらう。
屋上の床って結構汚れているよねー。
「じゃ、僕はもう行くね。暇だし。」
暇ではなかったけれど、もう話すことないし。
「おー………じゃねぇわ。聞きたいことがあるんだけどさぁ。」
「ん?なぁにだい?」
「お前さぁ
××××××××ある?」
視界が黒に染まった。
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